脳汁portal

アメリカ在住(だった)新米エンジニアがその日学んだIT知識を書き綴るブログ

RasbperryPi3 のACT LEDをheartbeatにしてGPIO出力する

ラズベリーパイ3は基板上に電源ランプのLED(赤)とSDアクセスランプ(緑)の2つがありますが、ACT LEDはGPIOを介して外部LEDに機能をわりあてることができます

ACT LED(緑)を外部LEDにする

まずはrc.localとかで使いたい
github.com
GPIOのmodeをout(出力モード)にします
今回はGPIO8(pin24)を利用します

/usr/local/bin/gpio -g mode 8 out

次に/boot/config.txt上でACT LEDをGPIO上で利用する設定を追加します

# for ACT LED
dtoverlay=pi3-act-led,gpio=8

後は再起動すればラズパイ基板上の緑LEDは消えてGPIOの方へさしたLEDが点滅するようになります

LEDパターンをheartbeatにする

通常ACT LEDはSDへのアクセスで点滅しますが、これをheartbeatモードにすると一定間隔で点滅し続けるようになります
設定は簡単で、/boot/config.txtに更に1行追加するだけです

# for ACT LED
dtparam=act_led_trigger=heartbeat
dtoverlay=pi3-act-led,gpio=8

注意

  • ラズベリーパイのモデルやkernelのversionによって方法が異なるようです
  • このデフォルトの基板上のLEDからGPIOへの切り替えは起動後に行われるので、起動してすぐとshutdownの最後の数秒は基板上のLEDへコントロールが戻ります

reference