[iOS] SwiftによるiPhoneアプリ開発入門(超初歩)その7 -リスト構造-
今回は一覧表示画面の作成方法を説明します
イメージ
1、ストーリーボードから既存のシーンを削除して、Table View Controllerを配置し、右の設定画面の「Is Initial View Controller」にチェックをいれます
2、セルのプロパティを編集して、スタイルとidentifierを設定します
3、既存のビューコントローラを削除し、UITableViewControllerのサブクラスを作成します
4、テーブルに表示するデータをTableViewControllerに入力します
以前説明したタプル構造で配置します
let items: [(text: String, detail: String)] = [ ("キーボード", "メカニカルキーボードです"), ("マウス", "3ボタンマウスです"), ("ゲームパッド", "連射機能が搭載されています"), ("液晶ディスプレイ", "23インチです。サブディスプレイにぜひ"), ("LANケーブル", "電波の強力なモデルなので、家中に電波が行き渡ります。"), ("マウスパッド", "かわいいハムスターのデザインです"), ("外付けHDD", "30TBの大容量なので、バックアップ用に最適です"), ("USBケーブル", "断線しにくい構造になっています"), ("DVD-R", "日本国内で生産しています"), ]
5、セクション(グループ分け)の数を設定
今回はグループにわけないので、1を設定
//セクションの数を返す override func numberOfSectionsInTableView(tableView: UITableView) -> Int { // #warning Potentially incomplete method implementation. // Return the number of sections. return 1 }
6、セクションあたりの行数を設定する
今回は1セクションなので、全アイテムの件数を設定する
//セクションの数を返す override func numberOfSectionsInTableView(tableView: UITableView) -> Int { // #warning Potentially incomplete method implementation. // Return the number of sections. // 全データを返す return items.count }
7、セルの作成の処理を実装する
override func tableView(tableView: UITableView, cellForRowAtIndexPath indexPath: NSIndexPath) -> UITableViewCell { // 再利用できそうなセルがあれば取得する // 第一引数にはストーリーボードで作成したセルのidentifierを指定する let cell = tableView.dequeueReusableCellWithIdentifier("myCell", forIndexPath: indexPath) as! UITableViewCell // セルの内容を設定 cell.textLabel?.text = items[indexPath.row].text cell.detailTextLabel?.text = items[indexPath.row].detail return cell }
8、シーンといま作成したUITableViewControllerを紐づける
以上で完成です。