脳汁portal

アメリカ在住(だった)新米エンジニアがその日学んだIT知識を書き綴るブログ

Eagle Tips

Eagleのtipsです
versionは6.6.0で確認しています

よく使うlibrary

  • akizukiタクトスイッチ
    • switch-omron.lbr > 10-XX
  • 電源、GND
    • supply1.lbr
  • 抵抗・コンデンサ・コイル等
    • registor.lbr, rcl.lbr
  • ピンヘッダ
    • pinhead.lbr
  • SJ
    • jumper.lbr > SJ, SJ2W
  • 水晶
    • crystal.lbr > CRYSTAL
  • モジュラージャック
    • con-tycoelectronics.lbr
  • DC-DCコンバーター
    • dc-dc-converterllbr

ベタGND(Polygon)

Polygonを選択してLayerを選択(通常TopかBottom)して基板を囲む
f:id:portaltan:20180615103525p:plain
ratnestを選択すると実際の塗りパターンが確認できる
f:id:portaltan:20180615103706p:plain
戻したいときはRipupで先ほどひいたPolygonを選択すれば戻せる
変なところに塗られていやな場合はtRestrict/bRestrict LayerでPolygonを配置してやるとそこをさけて塗るようになる

  • 自分が使ってる設定
    • Width: 0.4064mm
    • cap: round
    • Polygon Pour : solid
    • Spacing: 1.27
    • Isolate: 0.3048
    • Orphans: no
    • Thermals: yes

配線確認(Show)

Showで配線上を選択すると、つながっている線が全てハイライトされる
f:id:portaltan:20180615103930p:plain
回路図の方でも対応した線がハイライトされる
f:id:portaltan:20180615104047p:plain

Layer選択(Layer)

Layersを選択
デフォルトでは以下のようになっている
f:id:portaltan:20180615104233p:plain
青く選択されているlayerが現在ボードの画面に表示されている
f:id:portaltan:20180615104622p:plain
マスク部分を確認したいときはtStop, bStopを選択してApply
f:id:portaltan:20180615104401p:plain
p版.comなどではvalueは印刷されないのでボードから外して確認するにはtvalue, bvalueを外してApply
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パーツ移動(Move/Group)

1つずつ移動したいときはMove
f:id:portaltan:20180615104857p:plain
まとめて移動したいときはgroupで対象を囲ってから右クリックでMoveを選択
f:id:portaltan:20180615105015p:plain

パーツコピー(copy)

パーツのコピーはcopy
1度コピーすれば他の回路図(ファイル)へのコピーも可能

パーツ反転(Mirror)

パーツを裏側に移動させたいときはMirror

パーツ追加(Add)

addしてライブラリからパーツを選択して配置
このとき表示されるライブラリはEagleを開いたときに最初に表示されるControl PanelのLibraryの項目で緑丸がついているものだけなので注意
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パーツ変更(Replace)

少し大きいパーツに変更したい時とかReplaceを使うとわざわざ配線しなおさなくてすむ

パーツName, Value設定・変更(Name/Value)

それぞれNameとValueから設定可能
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NameとValueの位置を変更したい(Smash)

パーツの位置はそのままでNameとValueの位置だけ変更したい場合はSmash
Smashを選択してパーツ中心の十字マークを選択すると、NameとValueの右上にも十字マークが表示される
f:id:portaltan:20180615105953p:plain
Moveでそのマークを選択するとNameのみ, Valueのみ移動することが出来る
f:id:portaltan:20180615110027p:plain

配線(Route/Ripup)

配線する際にはRoute
このとき配線は直角に曲げるのはよくないとされ、45度ずつ曲げるようにする
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うまくパーツの中心にこないときは、一度途中で配線を止めてもう一つのパーツからひいて繋げるとうまくいくことが多い
一度配線したものを取り消すのはRipup
Deleteではできないので注意
表面(Top)から裏面(Bottom)への配線をする場合は途中でviaをうつ必要があるが、Routeコマンドで配線している途中でlayerを変更することで自動でviaをうってくれる
回路図ではシングルクリックではどこまでも線が続くが、ダブルクリックで終了となる

Wire

こちらも線を引くツールだが、こちらでは回路図の方で指定していない線も自由にボードに引くことができる
線をひいた後にNameをGNDと変更することでベタGNDで塗られていない部位も追加することができる
f:id:portaltan:20180615135439p:plain

テキストボックス(Text)

文字を入力することが出来る
通常p版.comではパーツのvalueは印刷されないが、それを個別に入力することで印刷したり、ボードの名前や簡単な説明を入力することができる
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Grid

ボードに表示されるGridを指定できる

  • 自分が使ってる設定
    • Size: 1.27mm
    • Multiple: 1
    • Alt: 0.0125inch

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パッド間レジスト開口クリアランス

以下の画像のtStop(緑の斜線エリア)を広くしたい or せまくしたい場合
f:id:portaltan:20180727102208p:plain
DRCから以下のMasksのパラメータで調整
f:id:portaltan:20180727102311p:plain
f:id:portaltan:20180727102510p:plain
今回は2milから5milに広げてみた
f:id:portaltan:20180727102548p:plain

SANs対応済みでワイルドカードオレオレ証明書の作り方

過去の投稿はこちら
portaltan.hatenablog.com
portaltan.hatenablog.com

### 1. setting
$ export name=server

### 2. create private key
$ openssl genrsa 2048 > ${name}.key
 
### 3. create csr
$ openssl req -new -key ${name}.key > ${name}.csr
.
.
Common Name (eg, your name or your servers hostname) []:*.domain.com # 適宜修正
.
.

### 4. create crt
## create extension file
$ echo subjectAltName=DNS:*.domain.com > san.ext #適宜修正
## generate crt
$ openssl x509 -days 3650 -req -signkey ${name}.key < ${name}.csr > ${name}.crt -extfile san.ext

### 5. confirm
### confirm(csrファイル)
$ openssl req -text -noout -in ${name}.csr
### confirm(crtファイル)
$ openssl x509 -text -noout -in ${name}.crt

(### convert der file)
$ openssl x509 -in ${name}.crt -outform DER -out ${name}.der

秋月のコイル(SMD Power Inductor) NR10050T100Mのライブラリを作った

以下の秋月のコイルのEagleのライブラリが見つからなかったので作成しました
akizukidenshi.com
データシート
http://akizukidenshi.com/download/ds/taiyouyuden/NR10050T100M.pdf

ライブラリ作成の開始

File > New > Libraryを選択すると新規ライブラリ作成画面が表示される
f:id:portaltan:20180601113208p:plain
まずはこの時点でライブラリ名を決めて保存してしまう
今回は『smd-power-inductor.lbr』とした
基本的にライブラリ名は英小文字と数字とハイフンで作られているので、それに従ったほうがよさそう

次から実際のライブラリ作成を進めていく。大きな流れは以下のようになる
1. Packageの作成 : パターン図に表示される
2. Symbolの作成 : 回路図に表示される
3. Deviceの作成 : 作成したPackageとSymbolを連携させる

Packageの作成

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Packageアイコンを選択して、名前を決める
(今回はNR10050とした)
以下のようなパターン図作成のような画面が表示される
f:id:portaltan:20180601114303p:plain

Gridの設定

まずはGridの設定を行う
今回は部品が小さいので、Sizeを0.1mm、Altを0.05mmにした
f:id:portaltan:20180601114529p:plain

Smdの設置

次にSmdの設置を行う
smdは表面実装用のpadで、pinはその名の通りピン用のホールを作成する
今回のコイルは表面実装コイルなのでsmdを選択する
f:id:portaltan:20180601114617p:plain

まずボード上に配置したら、Propertiesから調整をする

  • Name:1へ変更
  • position: 0,0へ変更
  • Smd Size: 2.6 x 4.5

f:id:portaltan:20180601115103p:plain
Smd SizeはデータシートのRecommeded Land Patterns通りにした
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つぎに見やすいようにスケーラをつける
f:id:portaltan:20180601115243p:plain
スケーラ自体もデフォルトは太すぎて見にくいので細く小さくする

  • Size: 0.3048へ変更
  • Layer: 47 Measuresに変更
  • Line Width: 0.01へ変更

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もしMeasuresのLayerを非表示にしている場合は見えなくなってしまうので、その場合はLayer Settingから47番を表示にする
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同じく高さ(データシートのC)もスケーラをつけた
f:id:portaltan:20180601120037p:plain

次に作成したsmdをコピーしてもう一つ作成する
smd間の距離はデータシートの通り5.4mmにする
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外形の作成

今回はコイルが丸型なので外形として円を書きます
大きさ等はデータシートを参考にします。ちょっと楕円になっていますが、ほぼ変わらないので半径は5mmとします。
f:id:portaltan:20180601120723p:plain

Circleを選んで適当に配置したら、Propertiesで調整します

  • Position: 4,0へ変更
  • Layer: 21 tPlaceへ変更
  • Radius: 5へ変更

f:id:portaltan:20180601120656p:plain

Descriptionの追加

下部のDescriptionというリンクをクリックして説明文を追加します
f:id:portaltan:20180601121147p:plain

Packageの完成

以上でPackageの完成です、保存をして次のSymbolの作成に移ります
f:id:portaltan:20180601121336p:plain

Symbolの作成

まずはSymbolアイコンをクリックして名前をつけます
f:id:portaltan:20180601121434p:plain
そうすると回路図の画面が表示されます
ここで実際に回路図に表示される記号を作成していきます
f:id:portaltan:20180601121649p:plain

コイル記号の作成

Arcアイコンを利用してコイルの記号を作成します
f:id:portaltan:20180601121808p:plain

pinのアタッチ

pinアイコンを選択して、以下のように配置します
f:id:portaltan:20180601121914p:plain
これもPropertiesで調整します

  • Length: shortへ変更
  • Visible: offへ変更

f:id:portaltan:20180601122039p:plain

Symbolの完成

以上でSymbolの作成は完了です。保存してDeviceの作成にすすみます
f:id:portaltan:20180601122139p:plain

Deviceの作成

Deviceアイコンをクリックして名前をつけます
f:id:portaltan:20180601122300p:plain
以下のような画面が表示されます
f:id:portaltan:20180601122354p:plain

Symbolの追加

Addアイコンから今作ったNR10050 Symbolをaddします
f:id:portaltan:20180601122507p:plain

Packageの追加

次に右下のNewボタンからNR10050 Packageをaddします
f:id:portaltan:20180601122549p:plain

Connect

まだPackageとSymbolは別のものとして関係がないので、Packageのsmdとsymbolのpinをconnectします
右下のConnectボタンを選択し、接続したいpinとpadを選択してConnectをクリックします
f:id:portaltan:20180601122752p:plain

Prefixの追加

右下のPrefixを選択し、Lと1文字いれてOKを押します
これで、同じ部品が呼び出されたときにL1, L2・・・と名前が自動で付加されていきます
(PackageとSymbolで名前を付け忘れていたのでつけています)
f:id:portaltan:20180601123045p:plain

Desciptionの追加

左下のDescriptionアイコンをクリックして説明文を入力します
f:id:portaltan:20180601123308p:plain

Deviceの完成

以上でDevideの完成です。これが最後の工程なのでライブラリの完成となります。
f:id:portaltan:20180601123430p:plain

確認

実際にライブラリを呼び出して確認してみましょう
Libraries一覧で確認をして、
f:id:portaltan:20180601123727p:plain
新規プロジェクトで呼び出すと以下のように先ほど作成したコイルが表示されるのが確認できます
f:id:portaltan:20180601123859p:plain

メモ

今回はやっていないんですが、パッケージ作成時の最後に中心点をパーツの真ん中にしておくと、実際にライブラリを使う際に便利です
(中心じゃないとrotate時に位置がずれてしまうので)

gitで親ブランチのない空ブランチを作成する

gitで親ブランチの空ブランチを作成する方法です
私はgit利用開始時に色々なversionのソースがあって、それらをgit上でmergeしていきたいときになど使います

--orphanオプション

# 親のないブランチの作成
$ git checkout --orphan <new_branch>

# 管理対象ファイルの指定
$ git add <file you want to add>

# commit
$ git commit

# push
$ git push origin <new_branch>

これでネットワークグラフなどで、どのブランチともつながっていないブランチが作成されます
ちなみにすでにmasterブランチなどで開発を開始してcommitをしている場合、git addの履歴は残っているのでaddしなおさなくて大丈夫です
git commit はしないといけません

Gitメモ

大昔に書いたgitのメモ

Install Git

環境設定
vi ~/.gitconfig
[user]
  name = nouziru          # username
  email = foo@bar.com # mail address
[core]
  editor = vim           # gitで利用するeditorの指定

$ git config --list            # 現在の設定の表示

clone repository

clone other brach
$ git branch -a  # (リモート上の全てのブランチを表示)
* master
  remotes/origin/HEAD -> origin/master
  remotes/origin/develop
  remotes/origin/test
  remotes/origin/master
  
### CUIから作成する場合
# 1. 今いるブランチの状態がbaseとする場合
$ git branch [つけたいbranch名]
$ git branch
   master
 * develop

# 2. 現在の HEAD (デフォルト)以外の場所から始まるブランチを作成するには
$ git branch new test           # "test" ブランチのHEADから開始するブランチ "new" を作成
$ git branch new v1.2.3     # タグ v1.2.3 から開始するブランチ "new" を作成
$ git branch new HEAD^     # 最新のコミットの1つ前の位置から分岐するブランチを作成
$ git branch new HEAD^^   # 最新のコミットの2つ前の位置から分岐するブランチを作成
$ git branch new test~10     # ブランチ "test" の10個前の位置から分岐するブランチを作成

### 既にGUIでdevelopブランチを作成している場合
$ git checkout -b develop remotes/origin/develop
$ git branch
   master
 * develop

Merge

リポジトリ内の場合
### masterからmerge用(確認用)ブランチを作成
git branch merge master
 
### merge処理(確認)
git checkout merge # merge(受け入れ側)ブランチに移動
git merge --no-ff dev #merge(差出側)ブランチを指定してmerge
git push http://github.com/xxxxxxxxx/xxxxxxx.git merge:merge
  
### merge(リリース)
git checkout master
git merge --no-ff merge
git push http://github.com/xxxxxxxxx/xxxxxxx.git merge:merge
Forkしてきた場合
###Fork元の最新ver.のコードからremoteブランチを作成する
git remote add fork_master http://github.com/xxx/xxx.git
  
#ブランチ確認
git branch -a
  develop
* release
  remotes/fork_master/master
  remotes/origin/HEAD -> origin/master
  remotes/origin/develop
  
# remotes/fork_master/masterをbaseにrelease用ブランチに作成
git checkout -b release remotes/fork_master/master
  
### 開発してきたブランチをmerge
git checkout release
git merge --no-ff remotes/origin/develop # merge(差出側)ブランチを指定してmerge
git push http://github.com/xxx/xxx.git merge:merge

### merge(リリース)
git checkout master
git merge --no-ff merge
git push http://github.com/xxx/xxx.git master:master
  
### このままではWEB上で表示されて、かつローカルにもブランチはあるが、remoteにはない(remotes/origin/****がない)という状態になるはずなので以下を実行
# pull(fetch + merge)してもよい
git remote -v
git fetch origin

焦電人感センサーSB612Aをラズベリーパイで使ってみた

以下の秋月で販売している焦電型赤外線センサーをラズベリーパイで使ってみました(¥600)
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akizukidenshi.com

仕様

  • 電源電圧:3.3V~12V(3.3VのLDOによりモジュール内部で安定化されています)
  • 最大検知距離:8m(気温等の環境条件によります)
  • 検知角度:120度
  • 検知出力保持時間:2秒~80分

ハードウェアサイ

SB612A側

画像のようにメスメスケーブルをさしていきます。
色はあわせなくていいですが、右から赤(VCC), 緑(信号出力). 黒(GND)です
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ラズベリーパイ

それぞれケーブルを以下のようにラズベリーパイに接続します

  • 赤:2番pin(5V)
  • 黒:6番pin(GND)
  • 緑:12番pin(GPIO 18)

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f:id:portaltan:20180515183307p:plain

この状態でラズパイの電源をいれるとSB612Aに5V電源が供給されます

ソフトウェアサイ

確認

まずはちゃんと動いているか確認をします

## GPIO設定
sudo echo 18 > /sys/class/gpio/export
sudo echo in > /sys/class/gpio/gpio18/direction

### 確認
## 検知していない時
cat /sys/class/gpio/gpio18/value
0

## 検知中
cat /sys/class/gpio/gpio18/value
1

LED連携

センサーが動体を検知すると31番ピン(GPIO6)にさしたLEDが光るようにします

#!/usr/bin/env python

import RPi.GPIO as GPIO

### setup
GPIO.setmode(GPIO.BCM)
GPIO.setup(18, GPIO.IN) # GPIO 18 : human detect sensor
GPIO.setup(6, GPIO.OUT) # GPIO 6: LED

# initialize
if GPIO.input(18):
  GPIO.output(6, 1)
else:
  GPIO.output(6, 0)

while True:
  GPIO.wait_for_edge(18, GPIO.BOTH)
  if GPIO.input(18):
    print "detected!"
    GPIO.output(6, 1)
  else:
    GPIO.output(6, 0)

  time.sleep(1)

GPIO.cleanup()

GPIO.wait_for_edgeは電圧がLOWからHIGH、またはその逆を検知します
引数にはピン番号とGPIO.RAISING or GPIO.FALLINGを渡すことで電圧の動きをチェックします
両方取得したいときはGPIO.BOTHでとれます
単純にLoopで毎秒チェックとかにするよりは低負荷になります

その他設定

感度

SENSと書かれたつまみを右に回すほど感度が高くなります

検知出力保持時間

DELAYと書かれたつまみを左にまわすほど保持時間が長くなります
保持時間とは、一度動体を検知した際に何秒間検知状態のままにするかという設定です

Windows7でVagrant2.0を使ってVirtualBoxにUbuntu16.04の仮想環境をつくってteratermでアクセスする

環境

手順

1. VirtualBoxのダウンロード

Virtual Boxのインストール
http://www.virtualbox.org/
f:id:portaltan:20180302142838p:plain

Imageの配置場所の変更
f:id:portaltan:20180302155543p:plain

  • 自分はD:\VirtualBoxServersという名前のディレクトリにしました
2. Vagrantのダウンロードします

Vagrantのインストール
http://downloads.vagrantup.com/
f:id:portaltan:20180302142909p:plain

  • ちなみに私はCドライブ直下に作るのが嫌なのでC:\Program Files (x86)\HashiCorp\Vagrantにインストールしました

vagrantの確認

> vagrant -v
Vagrant 2.0.2

> vagrant -h
.
.
.

box(osのイメージ)の配置場所の指定

> SETX VAGRANT_HOME D:\Vagrant\.vagrant.d
> echo "%VAGRANT_HOME%"
  • デフォルトの配置場所は『(ユーザフォルダ)/.vagrant.d』
  • Dドライブに変更する理由は、今後色々な環境を作成していくので容量が大きいドライブでboxを管理しておきたいからです
  • 実際の保管場所は.vagrant.d以下のboxesディレクトリになります
3. PC再起動
4. 仮想環境を構築準備

ディレクトリの作成
今から構築するubuntu16.04用のディレクトリを作成します

### 仮想環境用のディレクトリを作成
> cd /d d:/Vagrant
> mkdir "servers/ubuntu1604_1"
> cd servers/ubuntu1604_1

boxを検索
VagrantCloudから欲しいパッケージを検索します

> vagrant init ubuntu/xenial64

Vagrantfileの編集

> notepad Vagrantfile
################################
# -*- mode: ruby -*-
# vi: set ft=ruby :

Vagrant.configure("2") do |config|
  config.vm.box = "ubuntu/xenial64"
  config.vm.network "private_network", ip: "192.168.33.10"
  config.ssh.insert_key = false
  config.vm.provider "virtualbox" do |vb|
    vb.name = "ubuntu1604_1"
  end
end
################################
5. 仮想環境を構築準備

Vagrant起動(boxダウンロード&サーバー作成)

> vagrant up #環境とかPCスペックによっては時間がかかります
6. 確認

Host OSから確認(via コマンドプロンプト)

### boxがちゃんとdownloadされているか確認
> vagrant box list
ubuntu/xenial64 (virtualbox, 20180228.1.0)

### ステータス確認
> vagrant status
Current machine states:

default runnning (virtualbox)
........

VMの管理画面でも以下のように仮想環境が作成されているのを確認できます
f:id:portaltan:20180302190604p:plain

Guest OSから確認(via teraterm)
teratermからVagrantfileで指定したprivate ipへsshでアクセスします
f:id:portaltan:20180302190650p:plain

ユーザ名はvagrant
秘密鍵は先ほど上書きせずにinsecure_keyを利用する設定をしたので、私と同じ環境で作った方は「D:\Vagrant\.vagrant.d\insecure_private_key」にあります
f:id:portaltan:20180302190818p:plain

あとはログインできることを確認します
f:id:portaltan:20180302191024p:plain

マウントされているかの確認
GuestOS

vagrant@ubuntu-xenial:/$ ls -la /vagrant/
total 72
drwxrwxrwx  1 vagrant vagrant     0 Mar  2 09:53 .
drwxr-xr-x 24 root    root     4096 Mar  2 09:59 ..
-rwxrwxrwx  1 vagrant vagrant 44317 Mar  2 09:57 ubuntu-xenial-16.04-cloudimg-console.log
drwxrwxrwx  1 vagrant vagrant     0 Mar  2 09:52 .vagrant
-rwxrwxrwx  1 vagrant vagrant   296 Mar  2 09:57 Vagrantfile

HostOS
f:id:portaltan:20180302191255p:plain
f:id:portaltan:20180302191355p:plain

以上で構築完了です