Linuxのscreenで縦分割にする方法
LinuxのScreenで縦分割にする方法です。
もちろん横(水平)分割も出来ます。
こんなん
install手順
- yum installでデフォルトにinstallされるscreenには縦分割機能がついていないので、gitからcloneしてきて使います。
cd /usr/local/src/ # 必要なライブラリのインストール yum install autoconf automake ncurses-devel # 縦分割可能なscreenのダウンロード git clone http://git.savannah.gnu.rg/r/screen.git cd screen/src # versionが変わってからなんか挙動が大きく変わったらしいので安定していた頃のcommitを使用 git checkout -b past bb1ef155222d2c5706f30b6b0fe078a501932dd5 autoconf autoheader # 警告でるが無視 ./configure --prefix=/usr/local/ --enable-colors256 make make install export PATH=$PATH:/usr/local/bin screen -v # => Screen version 4.02.01 (GNUbb1ef15) 28-Apr-14
これでinstall完了です。
確認
起動
screen
- screenとうつことでscreenが起動します。
縦分割
Ctrl+a |(パイプ)
- 上記で縦分割できます。
- 1行目のCtrl+aは、スクリーンコマンドを次うちますよという宣言みたいなもの
- よく使うので、いらないキーにバインドしておくと便利(私はCapsLockキーを「Ctrl+a」の同時押しに変換しています)
移動&プロセス割り当て
このままではただ分割しただけで使えないので、shellのプロセスを割り当てます
# 分割した画面へ移動 Ctrl+a Tab # 新しいプロセスを割り当て Ctrl+a c
- Tabキーで次の画面に移動できます。
- cキーで新しいプロセスを割り当てて、これで使えるようになります。
縦分割
Ctrl+a s
- (説明の順番が逆になってしまいましたが)縦分割はs(split)で分割できます。
- 今回は二回連続で分割して、それぞれにプロセスを割りあててみました。
私は今自分が入力中の画面はどこかわかりやすいように一番したのバーの色を赤色にしていますが、こういうのはscreen.shを編集することで可能です。
screen.shに関してはまた次回書きたいと思います。