TravisCIの使い方(入門・導入編)
Travis CIとは何か
- Travis CIのCIとはContinuous Integration(継続的インテグレーション)の略である
- 数あるCIツールの中でもTravisCIはGitとの連携を売りにしており、ソースをGitで管理している場合は非常に簡単にテストが行える
- テストを行うタイミングは色々と設定できるが、branchにpushしたり、pull requestが送信された際に自動でテストを行ってくれる。
- また、Git側もTravisCIに対応しており、TravisCIのコンソールを開かなくてもテストが成功したか失敗したか確認することが出来る。
使い方
1. まずはTravis CIのサイト(https://travis-ci.org/)へ行き緑色のボタンでSing upする。
2.次にGithubのアカウントの内容確認が出る。ここですぐにテストが設定されたりはしないので、基本的に一番下の「Authorize application」を選択する
5.テストを行いたいリポジトリ名の左にあるスライダーをクリックします。
6. 次にテストに使用する設定ファイル(.travis.yml)をリポジトリのrootディレクトリに配置します。最小構成は以下である
.travis.yml
language: ruby rvm: - 2.1.2
7. GemfileとRakefileの設定
.travis.ymlにテスト内容を設定することも出来るが、今回は導入なので、GemfileとRakefileを用いる
Gemfile
source 'https://rubygems.org' gem 'rake' gem 'rspec'
task :default => [:rspec] begin require 'rspec/core/rake_task' RSpec::Core::RakeTask.new(:spec) do |spec| spec.pattern = 'spec/*_spec.rb' spec.rspec_opts = ['-cfs'] end rescue LoadError => e end
8. この状態でブランチにpushすると自動でテストが走ります。
結果はTravisCI上のWeb consoleから確認できます。